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ボランティアでした。

多忙の中ですが、月1回のボランティアだけはなんとか続けています。
土木作業は殿方にお任せして、増えて困るという植物を抜く作業を行いました。

公園内は、こんなに美しい
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ショックだったのは、センターに行ったとたん、散歩の方が、死んだシメさんを連れてきたこと。

特に外傷もなく争ってではなさそうです。

体もしっかりしています。

いったい何で亡くなったのでしょう。

いつも見られない羽の隅々まで見せていただきましたが、とっても悲しい。

もうすぐ旅立つところだったのに。

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作業は、ハナダイコン、本当はショカツサイというのだそうですが、私の好きな紫の花。

山ほど抜きました。

そのあと今度は、カラシナです。

視覚的には二つの花たちは抜きたくありませんが、はびこってしまうそうで抜くんだそうです。
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お休み時間に、ヒキガエルの卵の観察をしました。そばで、オスのヒキガエルが鳴いて、メスを呼んでいました。
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かわいらしい花が咲いていました。
ウグイスカグラというそうで、秋には赤い実がなり、人間が食べてもおいしいそうです。


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「見返りの松」

出会いってあるんですね。


センター前に大木が。なんだろうと見ると、何と、それは私が幼いころから見慣れた松の木でした。

祖父から聞いた「見返りの松」

昔、中山道の宿場町だったわがふるさと。

町のはずれには二つの灯篭。昔はこれに夕刻になると火が入って、宿場のはじめと終わりを表していたそうな。

旅の途中の一夜の契り、そして、灯篭から700メートルくらい離れたこの松のところで、

いよいよ見えなくなってしまう、きっと何度も何度も振り返り、別れを惜しんだことでしょう。

松が痛んで切ってしまい、二代目の松を植えた話は知っていたが、

まさか、ここに来ていたとは思いもよらなかった。

祖父の話は、子どもにとっては、何か秘密めいたものを感じさせ、その話はしっかりと頭の中に焼き付いていた。

中にニホンミツバチの巣があって、展示のためにここに運ばれたらしい。

何百年も、宿場と旅人を見ていた見返りの松、なんだか胸がジーンと熱くなった。
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by akaigabera | 2009-03-26 15:03
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